ごあいさつ
「はらまちひばり」は、東日本大震災が起きた半年後の平成23年9月に地域活動支援センター2事業所(知的障がい「はらまちひばり」、精神障がい「ポニーハウス」)と小規模作業所「身友会」(身体障がい)の三事業所が一体化して、就労継続支援B型の支援サービス事業としてスタートしました。
当法人の始まりはと言えば、昭和43年4月に遡ることになりますが、市内で障がいをお持ちの親御さんたちの「知的障がい児者親の会」と「肢体不自由児者親の会」皆さんが子供たちの将来のために働く場所が必要だとして「原町心身障がい児者親の会」を結成、その後幾多の変遷がありながらも昭和52年4月通所授産所を開所しました。そして平成元年にはその名も「ひばり授産所」となり、平成18年度には自立支援法が制定されたのを機会に法人格(NPO法人)を取得し、地域活動支援作業所Ⅲ型の「ひばり就労支援作業所」となりましたが、一人ひとりにあった支援が出来る場所にすべきとして、新事業体系に移行したのでした。
このように、はらまちひばりの誕生は保護者による皆さんの熱意が実を結んだものと言えます。
そうした先人の思いを忘れることなく、これからも福祉社会の基本となる相互共存の社会生活と、支え合う安心と安全の地域づくりのため役職員が一丸となって努力して参ります。
令和2年5月31日
特定非営利活動法人 はらまちひばり
理事長 渡邉 貞雄